【4月2日 AFP】米国の複数のメディアが1日、米プロバスケットボール協会(NBA)のサクラメント・キングス(Sacramento Kings)がシム・ブラー(Sim Bhullar)と10日間の契約を結ぶ動きがあると報じ、リーグ史上初のインド系選手誕生の可能性が出てきた。

 米スポーツ専門チャンネルのESPNなどによると、インド人実業家のヴィベック・ラナディベー(Vivek Ranadive)氏が経営するソフトウエア会社をオーナーとするキングスが、NBAデベロップメントリーグ(NBA Development leagueNBADL)に所属するチーム傘下のリノ・ビッグホーンズ(Reno Bighorns)からブラーを引き抜く見込みだという。

 身長226センチの超ビッグマンであるブラーはシーズン前にキングスのトレーニング・キャンプに参加した後、今季のすべてをビッグホーンで過ごし、平均10.3得点8.8リバウンド3.9ブロックを記録している。

 インド出身の両親を持つカナダ生まれのブラーは、2日に10日間の契約が切れるデビッド・ウェア(David Wear)に代わり、ロースター入りするとみられている。

 22歳のブラーは学生時代、ニューメキシコ州立大学(New Mexico State University)に所属し、チームが全米大学体育協会男子バスケットボールトーナメント(NCAA Men's Basketball Tournament)に進出した2013年と2014年には、その予選に相当するウエスタン・アトランティック・カンファレンストーナメント(Western Athletic Conference Tournament)で最優秀選手(MVP)に選出された。昨年6月のドラフトでは指名に至らなかったものの、キングスのキャンプに参加してビッグホーンズに入団した。

 リーグ史上初のインド人オーナーとなったラナディベー氏は、ブラーをキャンプに招待した昨年8月、リーグにとってインドは「次の大いなる開拓地」になると信じていると述べていた。(c)AFP