【3月29日 AFP】カタール・スターズリーグ(1部)のアル・サード(Al-Sadd)は28日、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)の契約成立を否定する声明を発表した。

 公式ホームページ上でアル・サードは、契約は「まだ交渉中」で、加えて「クラブへの加入を決断した場合、住むことになるカタールをより知るために、FCバルセロナの選手は現在家族とともにドーハ(Doha)にいる」と明かした。

 同クラブはまた、「何らかの進展があった場合のみ、公式の発表を行う」としている。

 声明は、アル・サードを率いるアブドゥラ・アル・ベリク(Abdullah Al-Berik)監督が、35歳のシャビと同クラブが契約を結んだというソーシャル・メディアへの投稿の後、発表された。

 アル・ベリク監督はインスタグラム(Instagram)で、「アル・サードはバルセロナ主将のシャビとの契約にこぎ着けた。この写真は、彼とスポーツディレクターのムハメッド・グラム(Muhammed Ghoulam)のものだ」と投稿した。

 2016年6月までバルセロナとの契約が残っているものの、アル・サードとの契約が結ばれれば、シャビは今季終了後にもカタールへ向かうものとみられている。

 シャビは17年間一貫して所属しているバルセロナで700試合以上に出場し、スペイン人選手として最多となる25個のトロフィーを獲得している。(c)AFP