【3月28日 AFP】紛争が続くイエメンの反政府派を標的とした空爆を開始したサウジアラビア軍のF15戦闘機が26日、イエメン沖の公海上に墜落し、パイロット2人が米軍に救助されていたことが分かった。米国防総省筋が27日、明らかにした。

 サウジ軍のパイロットたちが戦闘機から脱出したとの連絡を受けてからわずか約2時間後の26日午後5時20分(日本時間同11時20分)ごろ、米中央軍(US Central CommandCENTCOM)と米アフリカ軍(US Africa CommandAFRICOM)が脱出した2人を救出した。救出活動はサウジ側の要請を受けて行われたという。

 パイロットが搭乗していた戦闘機はイエメンでの空爆作戦に参加していたものとみられているが、米国防総筋は2人が脱出した理由や、戦闘機が墜落した理由を明らかにしなかった。(c)AFP