【3月26日 AFP】イエメンの反政府勢力は25日、南部の主要都市アデン(Aden)の国際空港を掌握し、同市を拠点としているアブドラボ・マンスール・ハディ(Abd-Rabbo Mansur Hadi)大統領に迫った。

 目撃者らによると、同空港近くに配置されていた第39機甲旅団が反政府側に寝返り、空港施設を掌握した。側近らは、大統領が「アデン市内」の安全な場所に避難していると話している。一方の米政府は、ハディ大統領とは連絡を取り合っており、居住地を離れたことは把握しているものの、現在の居場所は分からないとしている。

 反政府勢力であるイスラム教シーア派(Shiite)系の武装組織フーシ派(Huthis)は同日、南部に向かって進軍を進める過程で、同国の国防相を拘束したと発表。当局者によると、フーシ派はさらに、アデン近郊の空軍基地を制圧した。(c)AFP