【3月25日 AFP】ツール・ド・フランス(Tour de France)を2度制したアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)や、ペーター・サガン(Peter Sagan、スロバキア)を擁するティンコフ・サクソ(Tinkoff-Saxo)が、チームのビャルネ・リース(Bjarne Riis)監督を停職扱いにしていることが分かった。

 ティンコフ・サクソは24日、50歳のリース氏が「先週の日曜日から、チームの活動に積極的に関わっていない」ことを明かした。

 所属メンバーは、オレグ・ティンコフ(Oleg Tinkov)オーナーが、成績不振の責任をリース氏に押しつけているとしていた。

 しかし、ティンコフ・サクソは声明の中で、元自転車選手のリース氏が「停職になった理由は、成績不振や金銭面の問題ではない」と発表している。

「チームの経営陣は、技術面とパフォーマンスにおいて極めて自信がある上、選手やスタッフは今季のレースに臨む上で、最善の方法を探っている」

 コンタドールはこの問題についてコメントを出し、詳細については何も知らないと明かしている。

「今一番大事なのは、正しく状況を理解すること。僕らが知っているのは、声明に書かれていることだけだし、どのようにこの決定がなされたのか、知る必要がある」

 コンタドールは同時に、リース氏が「自分のキャリアの中で大切な人」だと話している。

 1996年にツール・ド・フランスを制したリース氏は、2007年に過去のエリスロポエチン(EPO)使用を告白。1999年の現役引退以降はチームの経営に携わっており、2013年シーズンを前に、ティンコフ氏へ当時のチーム・サクソバンク(Team Saxo Bank)を売却した。(c)AFP