メッシは手負いのレアルを警戒、「こういうときが一番危険」
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【3月21日 AFP】22日に行われるスペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)との大一番を前にしてFCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)は、このところ調子を落としているとはいえレアルを侮ってはならないとライバルを警戒した。
公式戦18戦17勝を挙げていたバルセロナは、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)でもマンチェスター・シティ(Manchester City)を退けて8季連続のベスト8入りを決め、クラブ史上2度目となる3冠の可能性を残してこの試合を迎える。
そのなかでメッシはここ17試合で20得点を決めてリーグ得点王争いでクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)に2点差をつけるなど、このところ好調のチームをけん引する素晴らしいプレーを見せている。
対照的にレアルは、2015年に入ってからの16試合ですでに5敗を喫し、ファンの一部からはエースのロナウドやギャレス・ベイル(Gareth Bale)、さらにカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督を批判する声も出ている。
それでもメッシは、「彼らに大きな敬意を払っている。こういうときのレアルは一番危険だ。素晴らしい選手がたくさんそろった偉大なチームだよ」と話した。
「普段と同じように試合に向き合って、自分たちのサッカーをして勝ちに行く」
レアルがここ数週間で取りこぼしを続けたことで、バルセロナは欧州王者からリーグ戦の首位を奪取した。両チームの勝ち点差は11節を残して1ポイントだが、この試合に勝利すればバルセロナはここ7シーズンで5度目のリーグ優勝へ大きく近づく。
アンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)もそのことは承知しており、「過去のクラシコでも、僕らは万全の準備をして試合に臨んできた。クラシコは一戦必勝の試合だ。どういうチーム状態にあるかは関係ない。それに僕は、レアルの調子が悪いとは思わない」と話した。
「いいプレーをして、最高の自分たちを出さないといけない。試合までもうあまり時間はないけど、細かい部分の詰めがものを言う。正しいプレーができれば、日曜は最高の1日になるはずだ」
バルセロナでは、足首を負傷しているセルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)の復帰は間に合わない可能性が高い。そのためルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、GKをマルクアンドレ・テル・シュテーゲン(Marc-Andre ter Stegen)からクラウディオ・ブラーボ(Claudio Bravo)に代える以外は、シティ戦と同じ先発メンバーを送り出すとみられる。
■レアルでは2選手が待望の復帰
一方、レアルを率いるアンチェロッティ監督も、バルセロナ戦の先発がすでに固まっていることを認めた。レアルは2-0で勝利した前節レバンテ(Levante)戦で、ルカ・モドリッチ(Luka Modric)とセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)が待望の先発復帰を果たしている。
アンチェロッティ監督は、「誰にとっても非常に分かりやすいものになると思う。サプライズはない」と話した。
そのため、中盤ではモドリッチとトニ・クロース(Toni Kroos)が再びコンビを組み、ここに主力で唯一離脱が続いているハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)に代わってイスコ(Isco Alarcon)が加わるとみられる。
そして前線では、ロナウドとカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)とともに、レバンテ戦で2ゴールを決めて9試合ぶりの得点を挙げたベイルが、先発の座を確保するだろう。(c)AFP/Kieran CANNING