ISに大量虐殺の疑い、国際司法裁に付託を 国連報告書
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■明確な指揮系統
報告書によると、多くのヤジディー教徒の女性と少女は性奴隷として売られるか、IS戦闘員に「贈り物」として提供されており、IS戦闘員らが使う家屋で6歳の少女までがレイプされ、助けを求める叫び声を聞いたという証言が複数寄せられたという。
また8歳という幼い少年らがイスラム教に改宗させられた上、宗教・軍事教育を施され、その一環で斬首映像も無理やり見せられているとしている。
当初ヤジディー教徒らは、キリスト教徒と同様に、イスラム教への改宗、納税、IS支配地域からの退去という選択肢を与えられるものと考えていたという。しかし戦闘員らは電話で命令を受け、その後突然成人男性と10代後半の少年らが連行されて殺害されたという。ナグラ氏は、「明確な指揮系統が存在していた」と話している。
ヤジディー教はキリスト教、イスラム教、ゾロアスター教の要素を持つ古代宗教で、イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派はヤジディー教徒を悪魔崇拝者とみなしている。(c)AFP/Nina LARSON