【3月18日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)は17日、決勝トーナメント1回戦の第2戦が行われ、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)と対戦したアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は、2試合合計スコア1-1で迎えたPK戦を3-2で制し、2シーズン連続で準々決勝に駒を進めた。

 アトレティコは前半にマリオ・スアレス(Mario Suarez)のシュートが相手に当たりながらもゴールに決まり、本拠地ビセンテ・カルデロン・スタジアム(Vicente Calderon Stadium)での試合を1-0で終えたが、120分を通して絶好機は少なく、決着はPK戦に持ち込まれた。

 迎えたPK戦も、両チーム合わせて5人が失敗するピリッとしない展開になったが、最後はレバークーゼンのステファン・キースリング(Stefan Kiessling)のキックがバーを越え、アトレティコのベスト8進出が決まった。

 スアレスは試合後、「チームの一番の特徴は、僕らがまさしく言葉通りの意味でチーム一丸になっているところだ」と話した。

「次の相手がどこになるのかは気にしていない。強いチームが勝ち残っているのは間違いないし、それにどのチームも、うちとは当たりたくないはずさ」

 一方、レバークーゼンのシモン・ロルフェス(Simon Rolfes)は、もっと積極的にアウェーゴールを狙いに行くべきだったと悔やんだ。

「PK戦を終えた後で、試合を分析するのは難しい。もしかしたら、勇気が足りなかったのかもしれないけれど、もう少し運も必要だった」

「PKで敗退するのはつらい。アトレティコの方が積極的だったし、僕たちは自信が足りなかった」

(c)AFP/Kieran CANNING