【3月16日 AFP】メキシコ第3の都市である北東部ヌエボレオン(Nuevo Leon)州モンテレー(Monterrey)で先週、カラシニコフ自動小銃「AK47」1丁、拳銃1丁と弾倉、さらにマリフアナを携行していた13歳の少年が逮捕された。検察当局が15日、発表した。

 取材に応じた同州のハビエル・フローレス(Javier Flores)検察官によると、専門家が武器を分析したが、犯罪行為との関連性は認められなかった。しかし地元メディアは、「ヒットボーイ」とあだ名されるこの少年が犯罪組織シナロコス(Sinalocos)のために働き、モンテレー南部で最近起きている複数の殺人事件へ関与したと報じている。

 11日に逮捕された少年は保釈されたが、武器と薬物の所持で罪を問われている。少年は34歳の大人と一緒に逃亡しようとしていたところを逮捕された。(c)AFP