パンテュローが大回転制すも、ヒルシャーの種目別優勝が確定 アルペンスキーW杯
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【3月15日 AFP】2014-15アルペンスキーW杯は14日、スロベニアのクランスカ・ゴーラ(Kranjska Gora)で男子大回転の第7戦が行われ、フランスのアレクシス・パンテュロー(Alexis Pinturault)が2本合計タイム2分19秒78で優勝した。
24歳の誕生日を控えるパンテュローは、1本目で2位に0.61秒差をつける最速タイムをたたき出すと、2本目では総合首位のマルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher、オーストリア)も奮闘したが、最後は2本をミスなくまとめたパンテュローが優勝を飾った。
3位にはトーマス・ファナラ(Thomas Fanara、フランス)が、4位にはテッド・リゲティ(Ted Ligety、米国)が入った。
パンテュローは、キッツビューエル(Kitzbuehel)大会での男子アルペン複合に続き、今季2勝目を挙げ、W杯通算では9勝を記録している。
今大会で2位に入ったヒルシャーは、男子大回転での種目別優勝が決まり、総合順位でも、チェーティル・ヤンスルード(Kjetil Jansrud、オーストリア)に124ポイント差をつけて首位に立っている。
ヒルシャーは、15日に行われる男子回転で、さらにリードを広げたいところだ。(c)AFP