【3月14日 AFP】イタリア・セリエAを主催するレガ・セリエA(Lega Serie A)の規律委員会は13日、給与未払いのパルマ(Parma FC)に対し、勝ち点2の剥奪処分を科すと発表した。また、パルマの前会長であるトンマーゾ・ギラルディ(Tommaso Ghirardi)氏と現取締役のピエトロ・レオナルディ(Pietro Leonardi)氏に対しては、4か月の活動禁止処分が言い渡されている。

 2014年の7月から9月までの給与未払いで12月に勝ち点1を剥奪されていたパルマは、11月17日までに設定された期限を越えた後も給与を支払っていなかった。

 昨年のクリスマスにギラルディ氏が売却したパルマは依然として選手の給与を払っておらず、19日に行われる聞き取りで破産を宣告される可能性がある。

 レガ・セリエAは先週、パルマのシーズン完遂を援助するため、500万ユーロ(約6億円)を貸し出すことを投票で決定していた。(c)AFP