【3月13日 AFP】スマートフォンの画面を見ながら交通量の多い道路を歩いたら罰金――ドイツの歩行者団体が、スマホ使用中の交通事故を減らそうと、こんな呼び掛けを行っている。

 首都ベルリン(Berlin)を拠点とする「ドイツ歩行者通行協会」は会誌の最新号で、スマートフォンを使用しながら歩くと交通安全に対する注意力が散漫になるというのは「一般常識」だと主張。車の行き交う道路の近くではスマホ使用を禁止し、違反者には、車を運転中の交通違反に対する罰則と同様に、罰金を科すよう提案した。

 同協会は「顔をあげて歩こう」とのスローガンで、この提案を推進していくという。(c)AFP