レアルのアンチェロッティ監督、チームの不振にお手上げ「理解不能」
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【3月11日 AFP】欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)決勝トーナメント1回戦第2戦で、シャルケ04(Schalke04)に3-4で敗れながら、かろうじてベスト8入りを果たしたレアル・マドリード(Real Madrid)。チームを率いるカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は試合後、ここ最近のチームの不調に説明がつかず、途方に暮れていることを認めた。
国内リーグでも調子を落としているレアルは、第1戦に2-0で勝利したアドバンテージを生かして何とか5シーズン連続の準々決勝進出を決めたが、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の欧州カップ戦の最多得点記録がかすむ試合を披露してしまった。
レアルは前半、クリスチャン・フクス(Christian Fuchs)とクラース・ヤン・フンテラール(Klass-Jan Huntelaar)に得点を許し、2度にわたって先行されたが、通算得点を78に伸ばすロナウドの2ゴールでどちらも追いつき、2-2で前半を終えた。
そして迎えた後半、レアルはカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)の得点でいったんは逆転するも、その後リロイ・ザネ(Leroy Sane)とフンテラールの得点で再逆転したシャルケが、内容に見合った勝利を挙げている。
昨年のレアルは、立ちはだかる敵をことごとく蹴散らし、12月にクラブW杯(2014 FIFA Club World Cup)を制して、クラブ記録となる4つのトロフィーを年間で獲得。22連勝で2014年を終えた。
ところが年明け以降、レアルは15試合を戦って5敗し、リーグではFCバルセロナ(FC Barcelona)に首位の座を明け渡した。そしてこの試合では、チャンピオンズリーグ史上最大級のショッキングな敗退を喫する寸前にまで追い込まれた。
アンチェロッティ監督は、「うちの今のプレーはかなりひどい。12月までのあの状態からこうなるというのは、まったくもって理解できない」と話した。
「明らかなのは、ひどい試合をみなさんに見せてしまって、とても申し訳なく感じているということだ。クラブのイメージを損なってしまった」
「選手が自信を失うのはよくあることだ。フィジカルも少し落ち気味だと思う。攻撃、守備、意欲、戦う姿勢、集中力。今日の試合のわれわれは、あらゆる面で問題だらけだった」
22日には、リーグ優勝を占う上でも重要な一戦、バルセロナとの「エル・クラシコ(El Clasico)」が控えている。それもあってアンチェロッティ監督には、近日中の解任もあるのではないかという質問まで飛んだ。
しかし監督は、わずか10か月前にチャンピオンズリーグ10冠目を勝ち取った選手たちへの信頼を失ってはいないと強調し、「それ(解任)は考えていない。仕事を続ける。しかし改善は必要だ。チームはもっといいプレーができるはずだし、それを引き出すのは、監督の責任だ」と話した。
「今いる選手たちへの絶対の自信を保っている。彼らの力を分かっているからだ。今はそれが出せていない。だから今まで以上に努力して、一層トレーニングに励んで、あらゆる部分を向上させなくてはならない」
(c)AFP/Kieran CANNING