【3月9日 AFP】14-15スペイン1部リーグは8日、第26節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)がハットトリックの活躍をみせ、ラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)に6-1で快勝し、昨年11月以来となるリーグ首位に立った。

 前日の試合でレアル・マドリード(Real Madrid)が0-1でアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)に敗れたことにより、首位浮上のチャンスを得たバルセロナは、試合開始直後にルイス・スアレス(Luis Suarez)の得点先制すると、後半に得点を重ねて本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)で大勝した。

 それでも、バルセロナのルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、「目標はシーズン終了時に首位にいることだ。いつも言っている通り、長いシーズンでは強豪だって負けることもあるし、そういうことはこれからもあるだろう。うちも気をつけなくてはいけない」と語っている。

 バルセロナは開始わずか6分、スアレスが鋭い動き出しから右足アウトサイドで先制点を決めた。この数週間でようやく得点感覚を取り戻しつつあるスアレスは、ここ6試合で6得点目を決めている。

 FCバルセロナはその後、前半のうちに追加点を奪えなかったものの、迎えた後半4分、シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)のCKをジョルディ・アルバ(Jordi Alba)が頭で合わせると、このシュートはポストに弾かれたものの、跳ね返りをジェラール・ピケ(Gerard Pique)が流し込み、楽な展開に持ち込んだ。

 さらにその7分後には、スアレスがティト(Roberto Roman Triguero 'Tito')に倒されてPKを獲得。ラージョはこのプレーでティトが2枚目のイエローカードを出され、かなり苦しい状況になった。

 ところが、このところバルセロナとアルゼンチン代表で10回中5回PKを失敗しているメッシは、今回もラージョのGKクリスティアン・アルバレス(Cristian Alvarez)に簡単にキックをセーブされてしまう。しかし主審が、ラージョの選手の動き出しが早かったとしてやり直しを命じると、2回目のチャンスをしっかり決めた。

 さらにメッシは、スアレスのシュートをアルバレスが弾いたところに詰めて2得点目を挙げると、続けて絶妙なフェイントでアルバレスを倒してから無人のゴールへボールを流し込み、12分間でクラブでの通算32回目のハットトリックを達成した。

 これでメッシは、今季リーグ戦で決めた得点数を合計30得点に伸ばし、レアルのクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)に並んでいる。

 試合はその後、後半36分にダニエウ・アウベス(Daniel Alves)がアルベルト・ブエノ(Alberto Bueno Calvo)を倒してPKを献上すると、アウベスは一発レッドカードで退場になり、ラージョは元レアルのブエノがPKを決めて1点を返した。

 しかし、見事なゴールで得点ラッシュを締めくくったのはスアレスだった。後半ロスタイム、メッシの絶好のスルーパスを受けたスアレスが、GKもかわして角度のないところからシュートを流し込んだ。(c)AFP/Kieran CANNING