【3月8日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2015)は7日、各地でワールドグループ1回戦が行われ、ダブルスに世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)を起用する作戦が奏功したセルビアは、3勝0敗でクロアチアを下し、準々決勝進出を決めた。

 ヴィクトル・トロイキ(Viktor Troicki)に代わり出場したジョコビッチと、ネナッド・ジモンイッチ(Nenad Zimonjic)のペアは、6-3、6-4、6-1でクロアチアのマリン・ドラガンヤ(Marin Draganja)/フランコ・シュクゴル(Franko Skugor)組を一蹴。わずか2時間弱で試合を決めた。

 ジョコビッチは、「今日のうちに終わらせたかった。最初のシングルスで勝利していたからね」としながらも、クロアチアチームの善戦を称賛した。

 6日のシングルスでボルナ・コリッチ(Borna Coric)と対戦したトロイキは、2セットダウンから逆転勝利を収める3時間の激闘を演じていたため、チームは2日目のダブルスで休養を取らせる判断を下した。

 同日の第1試合に出場していたジョコビッチは、マテ・デリッチ(Mate Delic)に快勝し、セルビアは、昨年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)覇者マリン・チリッチ(Marin Cilic)を欠くクロアチアから2連勝を奪っていた。(c)AFP