【3月6日 AFP】サッカーイタリア杯(Italian Cup 2014-15)は5日、準決勝の第1戦が行われ、フィオレンティーナ(Fiorentina)が2-1でユベントス(Juventus)に先勝した。

 フィオレンティーナはエジプト代表のモハメド・サラー(Mohamed Salah)が2得点の活躍をみせ、ユベントスのホームでの連続無敗記録は42試合で止まった。

 イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)からフィオレンティーナに期限付き移籍して以降、サラーはイタリア・セリエAで4試合3得点を記録し、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2014-15)のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦でも得点を挙げている。

 そして22歳のサラーは、ユベントスにとっては2013年4月の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)でバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に敗れて以来となるホームでの黒星を付けた。

 フィオレンティーナは前半11分、クリアボールをハーフウエーライン手前で受けたサラーがドリブル突破を仕掛け、ユベントスの選手3人を振り切ったあと、GKマルコ・ストラーリ(Marco Storari)から先制点を奪った。

 するとユベントスは前半24分、シモーネ・ペペ(Simone Pepe)のクロスからフェルナンド・ジョレンテ(Fernando Llorente)がヘディングシュートを決め、試合を振り出しに戻した。

 しかしフィオレンティーナは後半11分、再びサラーがゴールを決めて勝ち越しに成功した。サラーはペナルティーエリア内にボールを持ち込むと、フィオレンティーナで出場した公式戦7試合で6得点目となるゴールを決めた。

 準決勝第2戦は4月7日にフィオレンティーナのホームで行われる。(c)AFP