【3月4日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2015)は3日、各地でグループリーグ第2節が行われ、グループEで全北現代モータース(Jeonbuk Hyundai Motors、韓国)と対戦した山東魯能(Shandong Luneng、中国)の楊旭(Xu Yang、ヤン・スー)は、ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)を彷彿させるハンドで退場処分になった。試合は全北現代が4-1で山東魯能に勝利している。

 初戦のビンズオン(Becamex Binh Duong)戦で2得点を記録し、この試合でもゴールを決めた楊旭は、1986年W杯メキシコ大会でアルゼンチン代表のマラドーナがみせた「神の手」のように手でゴールを決めようと試みたが、結果は違う結末になった。

 全北現代が3-1とリードして迎えた後半34分、楊は味方のFKを手で押し込もうとしたが、ボールはポストに嫌われた。このプレーで楊は2枚目のイエローカードを提示され、退場処分になっている。

 試合は前半に全北現代がエドゥー(Eduardo Goncalves de Oliveira 'Edu')の質の高いプレーで先制に成功した。エドゥーは力強いミドルシュートを打つようなキックモーションから、GK王大雷(Dalei Wang、ワン・ダレイ)の頭上を抜く柔らかいループシュートを決めた。

 しかし山東も、後半16分に同点ゴールを決めた。張文釗(Wenzhao Zhang)がDF2人を引き連れてペナルティーエリアへ進入し、中央へ折り返すと、走り込んだ楊のシュートはポストに当たってゴールに入った。

 ところが山東の歓喜はわずか10分しか続かず、全北は韓教元(Kyo Won Han、ハン・ギョウォン)が勝ち越し点を決めて騒がしい観客を沈黙させると、後半30分にはCKのクリアーボールを李在成(Jae Sung Lee、イ・ジェソン)がダイレクトでたたき、リードを広げた。

 その後の楊のハンドで試合はほとんど終了したも同然だったが、全北は後半ロスタイム、レオナルド(Leonardo Rodrigues Pereira)がダメ押しの4点目を決めて相手の傷に塩を塗り、2006年大会王者がグループリーグ初白星を挙げた。

 グループEのもう1試合では、柏レイソル(Kashiwa Reysol)が5‐1でビンズオンに大勝した。この結果、グループEでは2節を終えて柏レイソルと全北現代が勝ち点を4に伸ばし、上位につけている。(c)AFP