【3月2日 AFP】14‐15イタリア・セリエAは1日、第25節の試合が行われ、トリノ(Torino FC)は1-0でナポリ(SSC Napoli)を下し、リーグ8位に浮上した。

 リーグ2位のASローマ(AS Roma)は、最近の7試合中6試合をドローとすると、首位ユベントス(Juventus)に勝ち点9差をつけられており、ナポリは機をとらえ、欧州チャンピオンズリーグ2015-16(UEFA Champions League 2015-16)出場圏内に食い込みたいと考えている。

 トリノは後半23分、CKからカミル・グリク(Kamil Glik)が豪快なヘディングを決め、ようやく試合を動かすと、ゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)が先発に復帰したナポリを粉砕した。

 ポーランド代表のグリクは、今季のリーグ戦で6得点を挙げており、「トリノに入ってから一番とも呼べるような、素晴らしい時期に入っている」とコメントした。

「ポジティブな時期を過ごしていると思うし、僕らは精神的にも団結している。これが続けばいいと思う」

「ヨーロッパリーグ2015-16(UEFA Europa League 2015-16)の出場権争いには入れるだろう。でも、地に足の着いた戦いを続けたいね」

 トリノは、ナポリとのリーグ戦で4連敗を記録していたが、ジャンピエロ・ヴェントゥーラ(Giampiero Ventura)監督率いるチームは、アスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)に勝利し、ヨーロッパリーグ2014-15(UEFA Europa League 2014-15)16強入りを果たすなど、好調を維持している。

 2試合合計5-0でトラブゾンスポル(Trabzonspor)を下し、ヨーロッパリーグで同じくベスト16に進出しているナポリは、ローマと勝ち点3差の3位となっている。(c)AFP/Justin DAVIS