【3月2日 AFP】フランス南部コート・ダジュール(Cote d'Azur)地方のジュアン湾(Golfe-Juan)で1日、初代フランス皇帝ナポレオン・ボナパルト(Napoleon Bonaparte)が追放されていたイタリア・エルバ(Elba)島を1815年に脱出し同地に上陸してから200年になるのを記念して、当時の様子を再現するイベントが行われた。

 流刑先のエルバ島で10か月間あまりを過ごしたナポレオンは1815年3月1日、1200人の軍勢を従えて船7隻で英国軍の監視をかいくぐり、フランス本土に再上陸を果たした。再現イベントには、当時のナポレオン一行より少ないながら200人が参加し、数千人の観光客が歴史的瞬間の再現を見守った。(c)AFP