【2月28日 AFP】25日夜に英ロンドン(London)で行われた英音楽賞「ブリット・アワード(Brit Awards)」の授賞式で、ステージで熱唱中に転倒した米歌手のマドンナ(Madonna)さん(56)が、その後出演したテレビ番組で、大きなけがはしなかったが多少むちうちの症状が残っていると語った。

 マドンナさんは、英テレビ局ITVの「ジョナサン・ロス・ショー(Jonathan Ross Show)」でブリット・アワードでのけがについて説明。「お尻は打たなかったけれど、頭を打った。馬からは何度も落ちているから、落ち方は分かっていたけど実は少々、むち打ち気味なの。後頭部を打ったのよ。懐中電灯を持った男性が午前3時ごろまでそばにいて、私が正気を失っていないかどうかのぞき込んでいたわ」と語った。

 マドンナさんは25日のブリット・アワード授賞式で新曲「Living For Love」を熱唱中、後ろからダンサーが引っ張って取るはずだった長いケープが首から外れず、そのままステージの階段を転げ落ちた。「女王様のように入って行って一番上の段に着いた時にケープを外すはずだったんだけど、外れなかった。わたしの2人の日本人ダンサーが、要するにわたしの首を絞める形になってしまった。首を絞められるか、ケープに引っ張られて落ちるかで、落ちる方を選んだのよ」とマドンナさんは述べた。

 しかし、ボンデージ調の衣装を着た筋肉質のダンサーたちに囲まれたマドンナさんは、転倒後に急いで起き上がり、新曲を歌い続けた。皮肉にもこの曲には「わたしはあきらめないで、進み続ける」「よろめくわたしを起こしたり、眺めたり」といった歌詞が並んでいたため、ITVの番組でマドンナさんは「こんな歌詞は二度と書かないわ」と冗談も飛ばした。(c)AFP