【2月26日 AFP】先月フランス・パリ(Paris)で発生した風刺週刊紙「シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)」襲撃事件について英国在住のイスラム教徒1000人を対象に行った調査で、回答者の27%が犯行動機に「ある程度は共感できる」と答えたとの結果が25日、発表された。

 また、11%がイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を掲載した場合は「攻撃の対象になり得る」と答えた。

 一方、英国はイスラム教徒に対する寛容さを失いつつあると感じている人は46%に上り、イスラム教徒は英国人の大半から信頼されていないと考える人は3分の1を超えた。

 調査は、英国放送協会ラジオ(BBC Radio)の委託を受け、英世論調査機関コムレス(ComRes)が先月26日~今月20日に実施した。英国には約280万人のイスラム教徒が暮らしており、これは全人口の約4.4%に相当する。(c)AFP