【2月24日 AFP】元五輪金メダリストのセルゲイ・ブブカ(Sergei Bubka)氏とナワル・エル・ムータワキル(Nawal El Moutawakel)氏は、国際五輪委員会(IOC)による8回目の視察でブラジルのリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)を訪れ、現地の子どもたちを指導した。

 26日から3日間の日程で開催されるIOCの理事会に先立ち、1988年ソウル五輪の棒高跳びで金メダルに輝いたウクライナ出身のブブカ氏と、1984年ロサンゼルス五輪の女子400メートルハードルで金メダルに輝いたモロッコ出身のエル・ムータワキル氏は、IOC調整委員会の委員長として、現地の子どもたちに五輪での経験を分け与えた。

 51歳のブブカ氏は、「私たちの知識を分け与えて若者たちを刺激し、スポーツの価値を共有することは素晴らしいことだ」と述べた。

 走り幅跳びを始めたばかりの15歳のマリアさんは、そのメッセージは明瞭なものだったとして、「2人の五輪選手が、私たちのために特別に上級クラスを開いてくれて、競技のテクニックを教えてくれたことは、とても貴重な経験になりました」と語っている。

 リオ五輪の準備状況について最近行われた評価では、セーリング競技の会場となるグアナバラ湾(Guanabara Bay)の水質汚染をはじめ、いくつかの会場で以前から懸念されている問題について、対応を強化しているとして大会組織委員会を称賛している。

 街ではまた、公共交通機関の混雑が不安視されている。

 調整委員会はそれらの問題を査定して競技会場を訪れる一方で、宿泊施設建設の進行状況や市場調査、さらにパラリンピックの準備状況も調べるとしている。(c)AFP