【2月23日 AFP】14-15フランス・リーグ1は22日、第26節の試合が行われ、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)が1-0でナント(FC Nantes)を下し、首位を守った。

 リヨンは後半22分、ヨアン・グルクフ(Yoann Gourcuff)、アレクサンドレ・ラカゼッテ(Alexandre Lacazette)とつないだボールから、ナビル・フェキル(Nabil Fekir)がゴールを決めた。

 ボールは最後、ナントのDFキアン・ハンセン(Kian Hansen)に当たっていたように見えたが、ナキルの得点と記録された。

 ここまで21得点を稼ぎ、リーグ得点王に立つラカゼッテがハムストリングを痛めて欠場した過去3試合で勝利から遠ざかっていたリヨンだが、この試合では復帰したラカゼッテが最前線でチームを引っ張ると、枠内へ飛んだ最初のボールが決勝点となり、リーグ戦の無敗を11試合に伸ばした。

 前日の試合でパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)が3-1でトゥールーズ(Toulouse FC)に勝利したため、暫定で首位の座を明け渡していたリヨンだが、この結果、PSGと勝ち点2差の首位を守っている。

 リヨンのウベール・フルニエ(Hubert Fournier)監督は、「ナントはよく組織されたチームで、うちにはスペースがほとんどなかった。難しい試合だっただけに、勝ててほっとしている」とコメントした。

 リヨンは今後、リール(Lille OSC)戦、モンペリエ(Montpellier HSC)戦、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)戦と3試合連続でアウェーゲームが続く。

 それを踏まえてフルニエ監督は、「この勝利は大きい。難しい相手とのアウェーでの試合が3つ続くからね。われわれが今後もPSGに対抗し、首位にとどまれるかどうかは、この3試合の結果が出てからでないと何ともいえない」とコメントした。

 対するナントは、2015年に入ってからいまだに勝利を挙げられずにいる。一方、3位のマルセイユは2-2でサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)と引き分け、停滞を強いられた。(c)AFP/Andy SCOTT