【2月22日 AFP】イランの核開発をめぐる協議が進められている中、ジョン・ケリー(John Kerry)米国務長官は21日、スイスのジュネーブ(Geneva)に向かう途中に立ち寄ったロンドン(London)で、イランとの間に「依然として大きな隔たりがある」と述べるとともに、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領に協議を長引かせる用意はないと警告した。

 ケリー氏は22、23日の両日、ジュネーブでイランのモハマド・ジャバド・ザリフ(Mohammad Javad Zarif)外相と協議する。米国とイランはすでに20日からジュネーブで2国間協議を行っていた。

 国連安全保障理事会(UN Security Council)の常任理事国(米英中仏露)にドイツを加えた6か国(P5+1)とイランは3月末を政治的枠組みの合意期限としている。22日にはジュネーブでP5+1の高官協議も行われる。(c)AFP/Nina LARSON with Katherine HADDON in London