【2月19日 AFP】アフリカ西部ニジェールで、ナイジェリアとの国境に近い村が所属不明の航空機による空爆を受け、葬儀に参列していた村民ら少なくとも36人が死亡、27人が負傷した。AFPが18日、ニジェール軍の報告書を入手した。

 空爆があったのは17日。ニジェールは、6年前からナイジェリアで勢力を拡大し最近になって同国やチャド、カメルーンなど近隣諸国にも残虐な攻撃を仕掛けているイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」の掃討作戦に参加している。

 地元住民からはナイジェリア軍の関与を指摘する声が上がっているが、ナイジェリア空軍の報道官は一切の関わりを否定した。(c)AFP