ISが勢力拡大のリビア、軍事介入求める声高まる
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■現地の複雑な状況
またリビアから地中海を挟んで対岸に位置するイタリアは、リビアから海を越えてやってくる難民の対応に苦闘している。イタリア国防相は、同国が主導する多国籍の介入部隊に兵士5000人超を派遣する可能性について言及したが、イタリア政府は16日、直近でのリビアへの軍事介入の可能性を排除した。
アナリストのアフメド・モハメド・ヌーフ(Ahmed Mohamed Nouh)氏は、リビア介入の議論について、「海岸線からリビア沿岸までの距離が非常に近いイタリアは、この脅威を最も懸念している」「欧州諸国は、問題がシリアやイラクではなく、欧州の沿岸部に近いリビアから来ていることを理解している」と説明した。
以前トリポリに駐在していたあるアラブ国家の外交官は匿名を条件に取材に応じ、現地での複雑な状況を理由にリビアへの軍事介入は難しいと指摘。「(介入は)穏健派のイスラム組織や過激派とつながりがある『ファジル・リビア』に拒否されるだろう」との見方を示した。
一方、アナリストのモハメド・ジャリフ(Mohamed el-Jareh)氏は、事態はもはやリビア側だけの問題ではないと言う。「現段階で、リビアはどの国がどのように介入するのかを決めることはできない。リビアは、もはやリビアの問題ではなくなっている」と指摘した。(c)AFP