【2月18日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2015)は17日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は4-6、6-1、7-5でオーストラリアのサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur)に辛勝し、3回戦に進出した。

 2011年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2011)覇者に苦しめられたボズニアツキは、最終セットをタイブレークに持ち込まれそうになる場面が2度あった。

 ボズニアツキは、膝のけがとウイルス性疾患を抱えており、第3セットでは5-2のリードを奪いながら、なかなか試合を決めることができなかった。

 2時間40分あまりでベテランのストーサーを下したボズニアツキは、「試合には勝った気でいたから、あとは流れに身を任せていた」とすると、「でも突然流れが変わって、不利な展開に持ち込まれようとしていた」と振り返った。

 あと1ゲームという場面から、3度目のサービスゲームでようやく試合に決着をつけたボズニアツキは、「3度目で勝てなかったら、ものすごく腹を立てることになったでしょうね。でも、三度目の正直と言うでしょ?それを狙っていたのよ」とコメントした。

 立ち上がりで苦戦したボズニアツキは、早めにボールを打ち、ネット際でのプレーを増やしながら、強烈なグラウンドストロークで、徐々に試合を自分のペースに持ち込む。

 しかしそれも長くは続かず、最後は耐える場面が多い試合になってしまった。

「(ストーサーは)明らかにステップアップしていたし、私のファーストサーブも調子が悪かった。それに、今は声も出ないの」とかすれ声で話したボズニアツキは、「少し休んで、水分やタイレノール(Tylenol)、アドビル(Advil)を取るわ」とした。(c)AFP/Richard Eaton