放浪のシャフタール、ホームの声援なしでバイエルン戦に挑む
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■チームの勝利を願うシャフタールのサポーター
シャフタールのサポーターは、心痛を和らげるためにチームの勝利を願っているという。
21歳の学生はAFPに対し、「紛争地域となっているドネツクでは、彼らが唯一の生きる光なんだ」と語った。
「バイエルンを破ることは厳しいと分かっている。だけど、僕らはみんな良い結果を望んでいる。みんなで大好きなシャフタールの成功を祈っているよ」
シャフタールはグループリーグで欧州チャンピオンズリーグ記録を樹立し、決勝トーナメントに進出した。
グループHでFCポルト(FC Porto)に次ぐ2位通過を果たしたシャフタールは、グループ第3節でルイス・アドリアーノ(Luiz Adriano)が5得点の活躍をみせ、BATEボリソフ(BATE Borisov)に7-0で圧勝しており、前半終了時点での6-0は大会史上最多記録となった。
しかし、シャフタールがバイエルンに勝利する可能性はごくわずかとみられている。ウクライナの国内リーグは28日まで冬季中断となっており、チームがバイエルン戦に向けてできる準備は、親善試合をこなすことしかなかった。
それでも、国内リーグでシャフタールを8度の優勝に導き、2009年にはヨーロッパリーグの前身であるUEFAカップ(UEFA Cup)制覇を成し遂げた実績を持つルーマニア出身のミルセア・ルチェスク(Mircea Lucescu)監督は、ドイツの強豪を相手に番狂わせを演じられると信じている。
ルチェスク監督は、バイエルンを偵察するためにミュンヘン(Munich)まで行ったことを明かし、「彼らは素晴らしいチームで試合を支配しているが、ほかのチームと同じように弱点もある。そこにわれわれの勝機があるはずだ」と語っている。
「もちろん大方の予想では彼らが優勝候補だ。しかし、まだ勝ち抜けたわけではない」
(c)AFP