【2月15日 AFP】バスケットボール殿堂(Basketball Hall of Fame)は14日、9月11日に米マサチューセッツ(Massachusetts)州のスプリングフィールド(Springfield)で行われる式典で殿堂入りする最終候補12人を発表し、アフリカ出身でNBAオールスター出場8回の実績を持つディケンベ・ムトンボ(Dikembe Mutombo)氏らが名を連ねた。

 コンゴ民主共和国出身で48歳のムトンボ氏は、最優秀守備選手賞を4度受賞しており、ブロック総数は1994年から98年まで5年連続リーグ最多だった。

 そしてムトンボ氏は、1991年から2008年まで米プロバスケットボール協会(NBA)でプレーした18年間で通算1万1729得点、1万2359リバウンド、3289ブロックを記録している。

 ムトンボ氏のほかにはオールスター出場7回のジョ・ジョ・ホワイト(Jo Jo White)氏、ティム・ハーダウェイ(Tim Hardaway)氏、ケビン・ジョンソン(Kevin Johnson)氏、スペンサー・ヘイウッド(Spencer Haywood)氏が候補入りしている。

 また、米女子プロバスケットボール協会(WNBA)で最優秀選手(MVP)に3度輝いたリサ・レスリー(Lisa Leslie)氏、NBAで39年間審判を務めたディック・バベッタ(Dick Bavetta)氏、大学バスケ指導者のジョン・カリパリ(John Calipari)氏、ビル・フィッチ(Bill Fitch)氏、ボー・ライアン(Bo Ryan)氏に加え、全米高校バスケの指導者として歴代最多勝利記録を持つロバート・ヒューズ(Robert Hughes)氏とリタ・アンドリューズ(Leta Andrews)氏も最終候補に入った。

 最終候補が殿堂入りを果たすには、選考委員による投票で24票中18票を獲得する必要がある。

 最終結果は4月6日にインディアナポリス(Indianapolis)で行われる全米大学体育協会男子バスケットボールトーナメント(NCAA Men's Basketball Tournament)決勝前に発表される。

■オーストラリアの名選手ガズ氏、ヘインソーン氏が殿堂入り

 バスケットボール殿堂はまた、選手と指導者時代を合わせて五輪に通算7回出場したオーストラリア出身のリンゼイ・ガズ(Lindsay Gaze)氏を含めた5人が、最終選考を経ずに殿堂入りを果たしたことを発表した。

 オーストラリアを代表する往年の名選手で78歳のリンゼイ氏は、1960年、1964年、1968年の五輪に選手として、1972年、1976年、1980年、1984年の五輪にはコーチとして出場しており、息子にはNBAでプレーした経歴を持つアンドリュー・ガズ(Andrew Gaze)氏がいる。

 リンゼイ氏のほかには、米バスケットボール協会(ABA)で活躍したルイー・ダンピアー(Louis Dampier)氏、元指導者のトム・ヘインソーン(Tom Heinsohn)氏、1940年代に活躍したジョン・アイザックス(John Issacs)氏、全米大学バスケの元指導者ジョージ・レイブリング(George Raveling )氏が直接殿堂入りを果たした。

 80歳のヘインソーン氏は、1986年に選手として殿堂入りを果たしており、選手と指導者で殿堂入りを果たした4人目の人物となった。(c)AFP