【2月12日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、サウサンプトン(Southampton FC)に所属するイタリア代表のFWパブロ・ダニエル・オスヴァルド(Pablo Daniel Osvaldo)が、アルゼンチン1部リーグのボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)にローン移籍で加入した。

 問題児のオスヴァルドは、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)で、波乱のレンタル移籍期間を過ごしていた。

 インテルでオスヴァルドは、試合中にチームメートのマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)と、試合後にロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督と口論し、チーム練習を2日間無断欠席した後、謹慎処分となっていた。

 アルゼンチン生まれのオスヴァルドはブエノスアイレス(Buenos Aires)入りし、「最大の夢だチーム(ボカ・ジュニアーズ)を助けるためここにやってきた。本当に幸せだ。チームメートとするのとは違うが、20日間一人で練習してきているし、できるだけ早く調子を取り戻したい」と語っている。

 しかし、1月末にイタリアのメディアは、オスヴァルドとインテルの間にある問題はまだ終わりを迎えていないと報じ、伊ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)紙は、インテルが29歳のオスヴァルドに対して2800万ユーロ(約38億円)の補償金を要求していると伝えた。インテルは契約違反料で2500万ユーロ(約34億円)、クラブとの契約による肖像権料として300万ユーロ(約4億円)を求めているという。

 一方でオスヴァルドも独断的な処分中にクラブのトレーニング施設への入場を拒否されたとして、インテルを相手取り300万ユーロの訴訟を起こしていると伝えられている。

 フィオレンティーナ(Fiorentina)やボローニャ(Bologna FC)、ASローマ(AS Roma)でプレーしたオスヴァルドは、2013年8月に1510万ユーロの移籍金でサウサンプトン加入したが、ニューカッスル(Newcastle United)戦で乱闘騒ぎを起こし、罰金と出場停止処分を受けた。

 さらにその後、チームメートのジョゼ・フォンテ(Jose Fonte)と衝突して2週間の謹慎処分を科され、2014年1月にはシーズン終了までユベントス(Juventus)にレンタル移籍で放出されていた。(c)AFP