プレミアの放映権が9300億円まで高騰、スカイとBTが権利獲得
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■NFLに次ぐ規模
2013年以前の時点で、プレミアリーグの放映権料は1試合あたり428万ポンドに高騰していたが、今後はそれが1000万ポンド以上にまで上昇することになる。
プレミアリーグが開幕した1992年に、スカイが支払った放映権料が5年総額で1億9100万ポンドだったことを考えると、別世界のような価格だが、当時のプレミアリーグはまだ、世界規模の巨大コンテンツではなかった。
現在のプレミアには、世界170か国で常時30億人近い視聴者が付いている。そして今回の契約で、プレミアリーグは放映権料で米アメリカンフットボール(NFL)に次ぐ規模のスポーツ大会となり、サッカーの国内リーグとしては飛びぬけている。
プレミアリーグの放送は、スポーツ生放送の老舗スカイの寡占状態にあったが、BTの勢力拡大により、現在ではTVとインターネット市場の双方で両社はライバル関係にある。
2013年にBTスポーツを立ち上げたBTは、まずはモータースポーツとラグビーで地盤を固めると、サッカーでは大きな利益の見込める欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)とヨーロッパリーグ(UEFA Europa League)について、欧州サッカー連盟(UEFA)と8億9700万ポンドの独占放送契約を結んだ。
それでも国内リーグでは、新規契約獲得に向けたアピールを続けるため、提供試合数を拡大する必要に迫られていた。
地上波の英国放送協会(BBC)は、長らくプレミアリーグの放映権の入札競争に参戦していないが、名物ハイライト番組「マッチ・オブ・ザ・デイ(Match of the Day)」の放送は続けており、2億400万ポンドで長期契約を結んでいる。(c)AFP