ロイスがドルトムントと契約延長、2019年まで
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【2月11日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は10日、ドイツ代表のマルコ・ロイス(Marco Reus)との契約を2019年まで延長したことを発表した。
リーグ戦で不調が続くドルトムントは、残留争いのさなかにおり、今季終了後にロイスが退団するのではないかと報じられていた。
25歳のロイスについては、同リーグのライバルであるバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のほか、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)や、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)といった名門クラブが獲得に興味を示しているとされ、現行の契約では、今季終了後に違約金2500万ユーロ(約33億8000万円)を支払えば移籍が可能になっていた。
それでもロイスは沈黙を守り、リーグ優勝8回を誇るドルトムントとの契約を更新。新契約には、解除条項は盛り込まれていないという。
ロイスは、「ボルシア・ドルトムントに残るという自分の決断に満足している。ドルトムント(Dortmund)は僕の故郷であり、ボルシアは僕のクラブだ」と述べた。
「僕らのチームと素晴らしいファンと共に、明るい未来を築きたい。やるべきことはたくさんあるけど、全力を尽くしたい」
マリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)やロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)といった主力選手を2シーズン続けて引き抜かれているドルトムント。ロイスの残留に胸をなで下ろしたことだろう。
24日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)の決勝トーナメント1回戦第1戦で、イタリア王者ユベントス(Juventus)とのアウェーゲームを迎えるドルトムントは、現在リーグ16位となっている。(c)AFP