【2月11日 AFP】アルペンスキー世界選手権2015(2015 FIS Alpine World Ski Championships)は10日、米コロラド(Colorado)州ベイル(Vail)で団体戦が行われ、オーストリアは決勝でカナダに3-1で勝利し、同種目連覇を果たした。

 オーストリアはクリストフ・ネージグ(Christoph Noesig)がカナダのフィリップ・トレバー(Philip Trevor)を0秒11差で振り切り、2年ごとに開催される世界選手権での団体戦連覇を確実にした。

 一方、3位決定戦ではスウェーデンが3-1でスイスに勝利し、銅メダルを獲得している。

 オーストリアは世界選手権で行われた過去4度の団体戦で3回優勝しており、オーストリアが優勝を逃した2011年大会は、フランスがタイトルを手にした。

 カナダは1本目でエリン・ミエルツィンスキー(Erin Mielzynski)がエバマリア・ブレム(Eva-Maria Brem、オーストリア)を0秒26差で破り、番狂わせを演じて先勝したが、オーストリアはその後、3連勝で逆転に成功した。

 W杯総合で現在首位に立つマルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher、オーストリア)は、8日の男子アルペン複合に続き、今大会2つ目の金メダル獲得となった。(c)AFP