【2月10日 AFP】14-15NBAは9日、各地で試合が行われ、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)は95-93でインディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)を下し、グレッグ・ポポビッチ(Gregg Popovich)ヘッドコーチ(HC)が指揮官として通算1000勝を記録した。

 スパーズは、マルコ・ベリネリ(Marco Belinelli)が試合時間残り2.1秒の場面で値千金のシュートを決めた。

 第4クオーターに14点差を逆転した昨季の王者スパーズは、指揮官としての在任期間が北米スポーツ史上最長となっているポポビッチHCの偉業達成に貢献した。

 ポポビッチHCは試合後、「長年このチームにいるが、私は良い選手たちに恵まれた。それが勝利の方程式だ」と語った。

「最も重要な要素は時間だ。われわれは選手に恵まれてきた。この記録は、指揮官よりも選手たちの努力のたまものだ」

 敵地で行われた前日のトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)戦で、ポポビッチHCの偉業達成を逃していたスパーズは、第4クオーターの12分間でペイサーズを16得点も上回る猛攻をみせた。

 スパーズは、ドライブで切り込んだカウィ・レナード(Kawhi Leonard)からパスを受けたベリネリが、フェイクでペイサーズのディフェンダーをかわして3ポイントラインの内側へ入り、勝ち越しのシュートを沈めた。

 対するペイサーズは、スパーズがレナード獲得にあたり放出したジョージ・ヒル(George Hill)が、古巣を相手に最後の3ポイントシュートを外し、「ポップ(Pop、ポポビッチHCの愛称)」に通算1000勝を献上した。

「素晴らしい試合だった」と称賛したポポビッチHCは、「まるでプレーオフのような試合だった。どちらが勝ってもおかしくなかった状況で、幸運にもわれわれが得点に成功した」と述べた。

 スパーズでの19年間で合計5回のNBAファイナル制覇を成し遂げているポポビッチHCは、指揮官としての通算勝利数で歴代9位につけており、一つの球団ではユタ・ジャズのHCを務めていたジェリー・スローン(Jerry Sloan)氏に次ぐ勝利数を記録している。

 ポポビッチHCは、この勝利はこれまでの999回と変わりはないと話し、いつもの無表情で「あまり喜びすぎないようにする」とした。

 スパーズでは、フランス出身の司令塔トニー・パーカー(Tony Parker)がこの試合最多の19得点を記録したほか、ティム・ダンカン(Tim Duncan)が15得点、8リバウンド、5ブロック、ベリネリが12得点、レナードが10得点、そしてダニー・グリーン(Danny Green)が12リバウンドの活躍をみせた。

 一方のペイサーズは、ロドニー・スタッキー(Rodney Stuckey)がチーム最多の18得点、デビッド・ウエスト(David West)が18リバウンドを記録した。(c)AFP