【2月8日 AFP】14-15イタリア・セリエAは7日、第22節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)は3-1でACミラン(AC Milan)に勝利した。

 ユベントスはカルロス・テベス(Carlos Tevez)の今季リーグ戦14得点目などでミランに格の違いを見せつけ、2位ASローマ(AS Roma)との勝ち点差も暫定で10に広げた。

 ローマは8日のカリアリ(Cagliari Calcio)戦に勝利すればその差を7に戻せるが、マッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督率いる首位チームがまたしても圧巻の試合内容を見せたことを考えると、ユベントスのリーグ4連覇を阻止しようとするのは早々にあきらめた方がいいかもしれない。

 苦戦の続くミランは、1日のパルマ(Parma FC)戦では最下位相手ながら2015年初勝利を挙げると、5日にはマッティア・デストロ(Mattia Destro)、ルカ・アントネッリ(Luca Antonelli)、ガブリエル・パレッタ(Gabriel Alejandro Paletta)ら新加入選手が会見を行っていた。

 この試合でも、そのなかの1人のアントネッリが得点を決めたが、ミランは実質的にはほとんど無抵抗に近く、試合は終始ユベントスの一方的な展開が続いた。

 ユベントスは前半14分、アルゼンチン代表でリーグ得点王のテベスが、今季14得点目で5日に迎えた31回目の誕生日を祝った。

 ミランのDFアレックス(Alex)が頭で競ったボールが、ハーフウエーライン付近にいたアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)の足元にこぼれると、モラタが裏へ出した浮き球のパスにテベスが反応。パレッタを振り切り、冷静にシュートを流し込んだ。

 ミランも前半30分手前、カリアリから獲得したアントネッリがCKに高く跳びあがると、頭でコースを変えてファーサイドに同点ゴールを流し込んだ。少ないチャンスをものにして意気上がったミランだったが、歓喜は3分しか続かなかった。

 相手CKをGKディエゴ・ロペス(Diego Lopez)がゴールマウスを飛び出してパンチングしたものの、レオナルド・ボヌッチ(Leanardo Bonucci)と競ったためクリアは小さく、テベスが頭でつないだボールを最後はボヌッチにアウトサイドキックで押し込まれた。

 抗議も実らなかったミランは、さらにその直後、ジェレミ・メネス(Jeremy Menez)がめまいのような症状を訴えてピッチを後にし、さらなる痛手を負った。

 リーグ戦12ゴールを挙げているチーム得点王がジャンパオロ・パッツィーニ(Giampaolo Pazzini)と交代し、さらにデストロが出場停止ということで、ミランの同点の望みは一気に遠のいていった。

 ミランはその後、CKからミカエル・エシアン(Michael Essien)がハンドの反則を犯したが、幸運にもPKは与えられず。一方で後半8分には、相手のミスからパッツィーニに絶好の同点機が訪れたが、シュートはGKジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)の見事な片手セーブに阻まれた。

 しかしながら、試合の主導権をしっかり握っていたユベントスは、迎えた同20分、クラウディオ・マルキジオ(Claudio Marchisio)のミドルシュートがポストに当たった跳ね返りをモラタが押し込み、決定的な3点目を奪った。

 この結果、ユベントスは勝ち点を53に伸ばし、ローマとの勝ち点差を暫定で10、3位ナポリ(SSC Napoli)との差を同14としている。(c)AFP