【2月6日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は、7日のアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)戦で、今季6度目の直接対決にして初勝利を目指しているが、世界最優秀選手のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)復帰という朗報はあるものの、けがと出場停止で首位のチームは苦しい台所事情となっている。

 レアルは4日のセビージャFC(Sevilla FC)戦に勝利し、2位FCバルセロナ(FC Barcelona)との勝ち点差を4に広げた。そしてロナウドは、コルドバ(Cordoba CF)戦で相手DFのエジマール(Edimar Fraga)を蹴るなどして受けた2試合の出場停止を終えている。

 ところが、この勝利には代償が伴った。W杯ブラジル大会(2014 World Cup)で名をはせたハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)が右足を骨折して2か月の離脱が決まり、CBのセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)もハムストリングを痛め、数週間の欠場を余儀なくされることになった。

 さらに、セビージャ戦で今季5枚目のイエローカードをもらった左SBのマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)は、リーグに対する異議申し立ても5日に却下され、ビセンテ・カルデロン・スタジアム(Vicente Calderon Stadium)でのアトレティコ戦は出場停止になることが決まった。

 レアルの守備陣ではすでにペペ(Pepe)が肋骨を痛めて離脱しており、カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督としては、ラファエル・バラン(Raphael Varane)とナチョ(Jose Ignacio Fernandez Iglesias 'Nacho')の2人に中央の守備を任せる以外に選択肢がない状況にある。

 それでもアンチェロッティ監督は、経験の浅いCBコンビに対する信頼を示し、「失うものがなにかといえば、なによりも経験ということになるが、ときに熱意は大きな力になる」と話した。

「(バランとナチョの)2人には大きな自信を持っている。ラモスとペペは世界最高レベルのDFだが、心配はしてないよ」

 一方、昨季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)決勝でレアルに敗れたアトレティコだが、その後はスペイン・スーパーカップ(Spanish Super Cup 2014)と国王杯(Copa del Rey 2014-15)でレアルを退けている。また、リーグ戦でも敵地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で2-1の勝利を収めた。

 アトレティコが7日の直接対決で敗れれば、レアルとの勝ち点差は10に広がり、リーグ連覇の可能性がほぼ消滅する。

 アンチェロッティ監督は、「大事なのは、このところのアトレティコ戦の良くない流れを変えることだと思う。とても難しい試合になるだろうが、これまでとは違う結果を残したい」と話した。

「モチベーションはすごく高いよ。なんと言ってもマドリード・ダービーだからね。勝てば勝ち点差が10に開くというモチベーションに頼る必要はない」

(c)AFP/Kieran CANNING