【2月6日 AFP】米マイクロブログ大手ツイッター(Twitter)のディック・コストロ (Dick Costolo)最高経営責任者(CEO)は5日、米IT大手グーグル(Google)と両社の「関係」復活で合意したことを明らかにした。同CEOは詳細については言明を避けたが、米ブルームバーグ・ニュース(Bloomberg News)と米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によると、両社が合意した提携関係はツイッターの投稿をグーグルの検索結果に即座に反映するようにするという内容で、これによりツイートのインターネット上での可視化が進むことになる。

 コストロ氏は、同日に行われた昨年第4四半期の決算についてのアナリストらとの電話会見で、「グーグルと合意に達した関係がある」「現段階では他に言えることはない」と述べた。だが追及を受けると、グーグルとの提携復活の理由の一つとして、グーグルが提供する検索サービスの規模と範囲からみれば、提携はツイッターに多大な関心を集める機会になると説明。「これは数か月内に開始したり、本格展開したりするものではない。その点ははっきりと、明確にしておきたい」と述べた。

 ドイツ銀行(Deutsche Bank)のアナリスト、ロス・サントラー(Ross Sandler)氏は、両社の提携は「意味のある幅の株価上昇を引き起こす可能性がある」他、ツイッターの利用者増につながるとの見方を示している。(c)AFP