■「反応のまずさ」を嘆くクロップ監督

 アウクスブルク戦のドルトムントは後半5分、混戦から最後はラウル・ボバディージャ(Raul Bobadilla)に先制点を押し込まれたが、クロップ監督は失点後の反応のまずさに驚いたと話した。

 監督は「押し気味に進めていたと思ったが、ゴールを許してひどく動揺してしまった」とコメントした。

 さらに監督は、「判断が悪い。もっと勇気を持って、正しい判断ができるようにならないと」と話し、チームが完全に自信を失うなかで、士気を高めることが今の最優先課題だと明かした。

「こういう状況で、精神面がプレーに影響を及ぼすのは仕方のないことだが、気持ちを強く持たなくちゃならない。選手に自信を取り戻させることが肝心だ」

「その部分には今も常に取り組んでいるが、明らかにまだ足りていない」

 ドルトムントの代名詞といえば自由な動きで、それがチャンピオンズリーグ決勝へチームを導く原動力ともなったが、今季のチームはリーグ19節を終えてわずか18得点と、かつての迫力は影を潜めている。

 シーズン開幕前にロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)がバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)へ移籍した穴は埋まらず、チームは得点力不足にあえいでいる。

 主将を務めるマッツ・フンメルス(Mats Hummels)は、「僕らの問題はシンプルで、前へ出る力がないことだ」と話した。

「残り15試合は戦いになることを覚悟しなくちゃならない。それ以上が得られたら儲けものだ。みんな分かってるだろうけど、98パーセントは戦うこと。残りの2パーセントは、ゴール前で正しい判断をするために落ち着きを保つことだ」

 ドルトムントの今後2週間の対戦相手は、フライブルク、マインツ05(Mainz 05)、VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)と、すべて10位以下のチームとなる。(c)AFP/Ryland JAMES