【2月4日 AFP】ヨルダンのアブドラ・ビン・フセイン国王(King Abdullah II)は訪問先の米国で3日、イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」が拘束していたヨルダン人パイロットを殺害したとする動画を公開したことを受けて急きょ、ホワイトハウス(White House)でバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領と会談した。

 短時間の会見の中でオバマ大統領はイスラム国を「卑劣かつ邪悪」と非難し、ヨルダン人パイロットの殺害はイスラム国に対抗する国際社会の結束を強めるだけだと述べた。オバマ政権はヨルダンの安全保障を支援するため、今後3年間で30億ドル(約3500億円)の援助を行う方針を改めて確認した。(c)AFP/Mussa Hattar and Kamal Taha