【2月4日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部で好調のFCアウクスブルク(FC Augsburg)は、4日に行われる第19節の試合で、現在最下位に低迷するボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)と敵地で対戦する。――しかし、アウクスブルクの指揮官は、相手が優勢だとの見解を示している。

 ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督が率いるドルトムントは、1月31日のバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)戦でスコアレスドローに終わり、勝ち点1しか獲得できず、またしてもリーグ最下位に転落した。

 ドルトムントが過去30年で最悪のシーズンを過ごしているのに対し、アウクスブルクは1日の1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)戦に3-1で快勝し、リーグ5位につけるなどクラブ史上最高のシーズンを過ごしている。

 アウクスブルクとドルトムントの間には現在勝ち点14の差がある。それでも、アウクスブルクのマークス・ワインツィアル(Markus Weinzierl)監督は、自分たちが劣勢だとの見解を示した。

「次の相手は非常に強力なメンバーをそろえたチームだ。5位対18位の対戦でこんなことを言うのは変に聞こえるかもしれないが、有利なのは間違いなく向こうだ」

「ファンの後押しを受けて、ドルトムントは全力で勝ち点3獲得と最下位脱出を狙ってくるだろう。うちにとっては非常におもしろい、ドルトムントにとっては危険をはらんだ状況と言える。向こうは勝つしかないわけだからね」

 対するクロップ監督は、勝ち点3の獲得が最優先だと強調し、「残留を説きながら、次のセリフでシャンパンサッカーを要求するなど、できるはずがない」とコメントしている。

 3週間後の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)決勝トーナメント1回戦でユベントス(Juventus)と対戦するクロップ監督は、「アウクスブルク戦では、われわれのスタジアムで戦うアドバンテージを生かし、次のステップに進まなくてはならない」と語った。

 レバークーゼン戦のサッカーに見るべきところはなかったとの批判を浴びているドルトムントだが、クロップ監督は意に介していない。

「今はスタイルをどうこう言える状況ではない。大事なのは勝ち点3。うちには結果が必要だ。自信がある程度回復すれば、うちのサッカーの特徴も少しは戻ってくるだろう。しかし万人を喜ばせることはできない」

 ドルトムントは、DFのルカシュ・ピズチェク(Lukasz Piszczek)とMFのイルカイ・ギュンドアン(Ilkay Gundogan)の出場が微妙となっているが、今冬に獲得したケビン・カンプル(Kevin Kampl)は本拠地デビューを果たすとみられている。(c)AFP