【2月3日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でドイツ代表の優勝に貢献したアンドレ・シュールレ(Andre Schuerrle)が2日、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)からドイツ・ブンデスリーガ1部のVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に移籍を果たした。

 W杯決勝でマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)の決勝ゴールをお膳立てした24歳のシュールレは、2008-09シーズンの王者ボルフスブルクと、4年総額3200万ユーロ(約42億7000万円)で契約に合意したと報じられている。

 ボルフスブルクはクラブの公式ツイッター(Twitter)で、「正式発表!W杯優勝メンバーのアンドレ・シュールレがボルフスブルクと契約しました」と発表。その後の声明で、チェルシーと契約内容の合意に達したことを喜ばしく思っているものの、移籍金については明かさないつもりだと述べた。

 ブンデスリーガでは、マインツ05(Mainz 05)とバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)でもプレーした経験を持つシュールレは、チェルシーのレギュラーに定着することができず、2013年の加入以降、44試合の出場にとどまっていた。

 代表では42試合で17得点を挙げているシュールレは、ベルギー代表ケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)を獲得した際の移籍金2200万ユーロを上回る金額で、ボルフスブルク移籍を果たしたことになる。(c)AFP