【2月1日 AFP】アフリカネーションズカップ2015(2015 The Africa Cup of Nations)は31日、準々決勝が行われ、赤道ギニアが2-1でチュニジアとの延長戦を制し、準決勝に進出した。

 開催国の赤道ギニアは、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に在籍した経歴を持つハビエル・バルボア(Javier Balboa)が2得点の活躍をみせた。

 試合はチュニジアが後半25分にアーメド・アカイチ(Ahmed Akaichi)のゴールで先制したものの、赤道ギニアは後半ロスタイムにバルボアがPKを決めて同点に追いついた。

 そして1-1で迎えた延長前半12分、バルボアがカーブのかかった素晴らしい直接FKをゴール右上に決め、赤道ギニアが勝ち越しに成功した。

 この結果、赤道ギニアは国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランキングで自国の順位よりも96位格上のチュニジアを相手に、大会58年の歴史の中で最も大きな波乱を起こした。

 赤道ギニアは5日に行われる準決勝で、ガーナ対ギニアの勝者と対戦する。(c)AFP