【1月31日 AFP】14-15ドイツ・ブンデスリーガ1部は30日、第18節の試合が行われ、首位を独走するバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が1-4でVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に敗れ、過去6年間のリーグ戦で最もひどい敗戦を喫した。

 一方、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督の率いるバイエルンに今季初黒星をつけたボルフスブルクは、首位との勝ち点差を8に縮めている。

 ボルフスブルクのディーター・ヘッキング(Dieter Hecking)監督は試合後、「バイエルンに勝ちたければ、今日みたいな試合をしなければならない。チームは話し合ったことをすべてやり遂げた。計画は100パーセントうまくいったよ」と嬉しそうに語った。

 ボルフスブルクのバス・ドスト(Bas Dost)は、試合開始早々に先制点を奪うと、ハーフタイム直前にはポストに当たって入る素晴らしいボレーシュートを決め、前半だけでチームに2点のリードをもたらした。

 後半に入るとボルフスブルクは、バイエルンのフアン・ベルナト(Juan Bernat)に1点を返されたものの、ベルギー代表のケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)が2得点を記録し、勝ち点3を獲得した。

 けがのため欠場したフィリップ・ラーム(Philipp Lahm)に代わって主将を務めたバスティアン・シュバインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger)は、「僕らはたくさんの間違いを犯し、彼らにカウンター攻撃を許してしまった」とコメントしている。

「今日は僕らの日ではなかった。僕らの調子は落ちていたし、ボールも失い過ぎていた。今日のパフォーマンスを分析したあと、改善しなくてはならない」

 バイエルンが前半を0-2で折り返したのは3年ぶりとなり、リーグ戦で大敗を喫したのは1-5で敗れた2009年4月のボルフスブルク戦以来となる。

 バイエルンのグアルディオラ監督は、「彼らの方が重要な場面で優れていた。何度もボールを失ったことで、ボルフスブルクのカウンター攻撃を防ぐことができなかった」と語った。(c)AFP/Ryland JAMES