【1月29日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)は28日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は7-6、6-4、6-2で第8シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)をストレートで退け、自身5度目となる全豪準決勝へ進出した。

 絶好調のジョコビッチは2時間で勝利を収め、次戦は決勝進出をかけて前年王者のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)と対戦する。

 30日の試合は、ジョコビッチにとって自身25回目の四大大会(グランドスラム)の準決勝となる。両者は昨年の準々決勝で顔を合わせ、そのときは金星を挙げたワウリンカがそのまま大会も制した。

 しかし、今大会のジョコビッチは飛び抜けたプレーを見せており、準決勝も勝利に近いのはジョコビッチのようにみえる。この日はウイナー33本を決めた一方で、アンフォーストエラーはわずか17本に抑え、さらに3つのサービスブレーク、ファーストサーブが入ったときのポイント獲得率は89パーセントを記録した。

 今大会のジョコビッチは、通算でわずか1ゲームしかサービスブレークを許しておらず、ラオニッチもブレークは一度もできなかった。

 また最高クラスのビッグサーバーで、今大会も全選手中最多のサービスエースを決めていたラオニッチだったが、この日のエースは、ここまでの4試合の平均25本から一気に15本に落ち込んだ。そしてジョコビッチとの対戦成績も、これで5戦全敗となっている。

 5度目の全豪、8度目のグランドスラムのタイトルを狙うジョコビッチは、タイブレークを制して最初のセットを56分でものにすると、第2セットも最初のゲームをいきなりブレークし、相手に反撃の隙を与えることなく獲得した。

 続く第3セットも相手のサービスゲームを2度ブレーク。ビッグサーバーのラオニッチをまったく問題にせず、悠々とゴールへたどり着いた。(c)AFP