【1月28日 AFP】(記事更新)全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)は28日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第5シードの錦織圭(Kei Nishikori)は3-6、4-6、6-7で第4シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)に敗れた。

 前回覇者のワウリンカは、次戦で第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と第8シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)の勝者と対戦する。

 昨年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)ではワウリンカを攻略した錦織だが、この試合でその強さを見ることはできなかった。

 サーブとバックハンドで試合の主導権を握ったワウリンカは、連覇を懸けてグランドスラム通算3度目の準決勝に臨む。

 ワウリンカは錦織のサービスゲームを3度ブレークすると、ファーストサーブが入ったときに86パーセントの確率でポイントを獲得。対する錦織は、1度のブレークに終わっている。

 最終セットのタイブレークで5度のマッチポイントをふいにしたワウリンカは、「あのタイブレークについて、まだ緊張が収まらない。少し守りに入っていた。簡単じゃないし、戦い抜かなきゃいけない。最後は切り抜けられてうれしい」と語った。

「次はタフな試合になると思うけど、良いプレーができているので、準決勝に戻ってくることができてうれしい。今夜は試合を観戦して、明日の練習に臨むよ」

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