【1月26日 AFP】フィギュアスケート全米選手権(2015 Prudential U.S. Figure Skating Championships)は25日、米ノースカロライナ(North Carolina)州グリーンズボロ(Greensboro)のグリーンズボロ・コロシアム(Greensboro Coliseum)で男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、ジェイソン・ブラウン(Jason Brown)が合計274.98点で大会初優勝を果たした。

 ブラウンは、FSでアダム・リッポン(Adam Rippon)に次ぐ2位のスコアだったものの、ショートプログラム(SP)の貯金が身を助け、昨年大会でジェレミー・アボット(Jeremy Abbott)に敗れた屈辱を晴らした。

 SPで5位だったリッポンは、2.5ポイント差の2位に入り、3位にはジョシュア・ファリス(Joshua Farris)が入賞している。

 合計272.48点をマークしたリッポンは、「ゼロからのスタートで、僕のイメージを変えたいと思って大会に臨んだ。今日はチャンピオンの気分だ」と語った。

「この経験を踏まえて、世界選手権までに演技を向上させたい」

 SP3位から順位を落とし、合計258.29点で5位に終わったアボットは、「できるだけ攻めたつもり。自分のスケートに満足している」とコメントしている。(c)AFP