【1月26日 AFP】14-15イタリア・セリエAは25日、第20節の試合が行われ、ASローマ(AS Roma)とフィオレンティーナ(Fiorentina)は1-1で引き分けた。

 マリオ・ゴメス(Mario Gomez)のゴールでフィオレンティーナに先制を許したローマは、後半開始後にアデム・リャイッチ(Adem Ljajic)のゴールで同点に追いついたものの、3試合連続となる引き分けに終わった。

 2001年以来となるリーグ優勝を目指すローマだが、現在は故障者が続出しており、チームの指揮を執るルディ・ガルシア(Rudi Garcia)監督は、右サイドバックにFWのアレッサンドロ・フロレンツィ(Alessandro Florenzi)を起用せざるを得ない状況となっている。

 試合はヴィンチェンツォ・モンテッラ(Vincenzo Montella)監督の率いるフィオレンティーナが、開始直後から素晴らしい立ち上がりをみせた。

 すると前半19分には、ダビド・ピサロ(David Pizarro)が放ったシュートをゴメスがゴール前で方向を変え、ローマのGKモルガン・デ・サンクティス(Morgan De Sanctis)から先制点を奪った。

 前半は一方的な展開を強いられたローマだったが、フィオレンティーナに追加点を許さず後半を迎えると、試合再開直後には、フアン・マヌエル・イトゥルベ・アレバロス(Juan Manuel Iturbe Arevalos)の折り返しからリャイッチがゴールを決めて、試合を振り出しに戻した。

 試合を引き分けに持ち込んだローマだが、同日に行われた試合で首位ユベントス(Juventus)が2-0でキエーボ・ベローナ(Chievo Verona)に快勝しており、両者の勝ち点差は7まで広がった。

 今季15勝目を挙げたユベントスは勝ち点を49に伸ばしており、7差の2位にローマ、15差の3位にラツィオ(SS Lazio)が続いている。(c)AFP