【1月26日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)は26日、男子シングルス4回戦が行われ、前回覇者で大会第4シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は、接戦の末に7-6、6-4、4-6、7-6でスペインのギジェルモ・ガルシア・ロペス(Guillermo Garcia-Lopez)を退け、準々決勝に進出した。

 約3時間でこの試合に決着をつけたワウリンカは、次戦で第5シードの錦織圭(Kei Nishikori)と第9シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)の勝者と対戦する。

 昨年の全仏オープンテニス(French Open 2014)1回戦でワウリンカに勝利していたガルシア・ロペスは、タイブレークにもつれ込んだ第4セットで4度セットポイントを迎えたものの、試合をフルセットに持ち込むことはできなかった。

 最初の2セットを連取したワウリンカは、ストレートで快勝を収めるかにみえたが、マーガレット・コート・アリーナ(Margaret Court Arena)でガルシア・ロペスの思わぬ反撃に遭った。

 ワウリンカは、「今日の試合はタフだった。2セットアップから苦戦を強いられた。3時間の末に勝てたことがうれしい。良いレベルで戦えたし、次戦に進めたのは最高だ」とコメントした。

「全仏オープンで大変な試合を戦った相手だから、警戒していた。彼は良いリズムで試合を進めるし、ベースラインから重圧をかけてくるんだ」

 両選手が4度のブレークを奪ったこの試合で、ワウリンカは71本のウイナーと61個のアンフォーストエラーを記録した。63パーセントのファーストサーブ成功率をマークしたワウリンカは、ファーストサーブが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得した。(c)AFP