【1月21日 AFP】トルコのシリア国境付近で行方が分からなくなり、イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」に合流したとみられている韓国人の10代の男性が、マイクロブログのツイッター(Twitter)に「スンニ派のムジャヒディン(聖戦士、Sunni Mujahideen)」と称するアカウントを持ち、イスラム国への合流を望むツイートを投稿していたことが分かった。警察が21日、発表した。

「キム」という姓だけが公表されているこの男性は、学校を中退した18歳。今月初めにトルコで失踪し、国境を越えてシリアに入ったとみられている。韓国ソウル(Seoul)の警察当局によれば、男性は昨年10月ツイッター上に、「どうやったらISに参加できるのか?誰か知らない?ISに合流したい」などと、イスラム国に接近するための支援を求める書き込みを複数していた。

 21日の警察発表によると、この男性がイスラム国に大きな関心を寄せていたことを示す材料は多数あるが、合流したのかどうかは確認できないという。実際に合流していることが確認されれば、イスラム過激派のあらゆる組織について、韓国人として初めて合流が判明した例となる。

 男性が最後に目撃されたのは今月10日、シリア国境から遠くないトルコ南部の町キリス(Kilis)のホテルだった。韓国外務省の高官が20日語ったところによると、トルコ警察が入手した監視カメラの映像には、ホテル近くのモスクの前でこの男性が、身元不詳の別の男性と一緒に無許可のタクシーに乗る様子が写っていた。2人はキリスから南東に約18キロ離れたベシリイェ(Besiriye)の難民キャンプ付近で降りたという。

 男性の両親は、男性がインターネット上で知り合った友人と会うためにトルコへ行きたいといったため、家族ぐるみの付き合いがある友人と一緒にトルコへ旅行することを許したという。(c)AFP