【1月21日 AFP】パンクの女王のヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)は19日に発表した15/16年秋冬メンズコレクションでチャールズ英皇太子(Prince Charles)に敬意を表し、皇太子が世界を統治していたなら素晴らしい場所になっていただろうと語った。

 ベレー帽をかぶり、いつもの苦笑いを浮かべたような表情の皇太子が、ミラノのコレクションにサプライズで登場した。15/16年秋冬コレクションのフィナーレに登場したヴィヴィアンのTシャツには皇太子の顔が描かれていたのだ。

「私は長年、チャールズ皇太子の大ファンです。直接話したこともあるし、彼の森林保護のプロジェクトを手伝うおうとしたこともあります」と、ヴィヴィアンはAFP-TVに語った。「ハイグローブ (Highgrove)にある皇太子の私邸に招待されて、長い時間おしゃべりしたこともあります。とても素敵な人です」

 1970年代の英国のパンクファッションの立役者でもあるヴィヴィアンは、「彼には先見の明があります。まだ若かった1970年代に、地球と共存しなければならないことを彼は認識していたのです」と付け加えた。

「彼の慈善活動はすべて効果を上げています。彼の活動は人々を助け、実用的かつ堅実で、コミュニティーを築き上げています。彼がずっと統治していたなら、この世界は素晴らしいものになっていたでしょう」